【Raspberry Pi】ラズパイでUSBカメラを制御する

【Raspberry Pi】ラズパイでUSBカメラを制御する


ラズパイとUSBカメラを接続する。


使用したUSBカメラは以下のものを使用しています。


選んだ理由は、画角が77°で比較的広めだったのと、写りに関して比較的程度口コミが良かったからです。
実際に使ってみても比較的満足した写りでした。

まずは、カメラとラズパイを接続してみる。

$ lsusb
Bus 001 Device 00X: ID 0XXX:0XXX Logitech, Inc. HD Pro Webcam C920
…
USB機器として認識されているようだ。
カメラを制御するソフトウェアはfswebcamを使用した。
以下のコマンドでインストールする。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fswebcam

fswebcam [ファイル名]で撮影できるようなので、まずは撮影してみる。

$ fswebcam temp.jpg
撮影した写真を見てみると確かに写っているが、解像度が悪すぎる。
デフォルトでは、(384×288)のようだ。
LogicoolのカメラはFullHDまでいけるはず。-rオプションで解像度を指定できる。
$ fswebcam temp.jpg -r 1920*1080
画像が大きくなったが、なんか全体的にぼやけている。
調べてみると、-Sオプションで、スキップするフレーム数を指定できる。
撮影はしないが、オートフォーカスや露光を行ってくれるのできれいに撮ることができる。
最終的に以下のように設定した。

$ fswebcam temp.jpg -r 1920*1080 -S 100
カメラの設置状況はこんな感じ。
そして、撮影した画像はこんな感じ。

撮影した画像をDropBoxに上げる

さて、これでラズパイに接続したUSBカメラでOneShot撮ることができるようになったが、以前まとめた記事
【Raspberry Pi】ラズパイからDropboxへファイルをアップロードする
と組み合わせることで撮影した画像をDropBoxへ上げることができる。
私は以下のシェルスクリプトで実現できた。

$ cat oneshot_upload.sh
#! /bin/bash
hiduke=$(date +"%Y%m%d_%H%M%S.jpg")

fswebcam temp.jpg -r 1920*1080 -S 100
[dropbox_uploaderの場所]/dropbox_uploader.sh upload temp.jpg /${hiduke}
rm -rf temp.jpg
exit 0
さらにcrontabで定期的にスクリプトを実行することで、日々の生活がタイムラプスみたいに見れて楽しい。
おすすめです笑。



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Text by Takashi Yoshida