TaskJenga週次レビューのやり方

TaskJenga週次レビューのやり方


TaskJengaとは、やるべき作業に集中し、目標を効率的に達成できるようにするためのWindows用タスク管理ソフトです。


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TaskJengaの各機能の使い方は 「TaskJengaの使い方」にまとめてありますのでご覧ください。

今回は、週次レビューの効果的なやり方について、私が半年でTOEICを265点上げたときの経験からご紹介したいと思います。

週次レビューとは、一週間に一度、完了したタスクについて振り返りを行い来週以降の作業へ活かすことです。




週次レビューのやり方のとてつもない勘違い

超重要なので強調しておきたいのですが、週次レビューは、出来なかった自分を責めるためにやるのではないということです。

その真逆で、仮に完了したタスクが1個で15分だったとしても、大いなる自己肯定感の中で行うべきです。 そのポジティブな気持ちが来週も頑張ろうという活力につながります。

だって、振り返りのたびに自分を責め続けるのって辛すぎないですか?

常々感じていることですが、日本人は特に自分に厳しすぎる人が多すぎますよね?
肯定感が持てないなら私が代わりに言わせてもらいます。

「達成したい目標があり、それを達成するためにソフトをインストールして、タスクを行う決意をして、スタートボタンを押す。」

その時点で、上位10%くらいに入るすごい人だと思います。目標も持たず、ただただ周りに流されて生きている人多いですよね。
完了したタスクが1個であっても、限りある自分の時間を使って、実行する決意をして、スタートボタンを押したそのときの自分の勇気を褒め称えましょう。

歴史を振り返ってみても、その勇気が人類を前に進めてきました。

世界初の有人動力飛行に成功したライト兄弟、ペニシリンの発見をしたフレミング、アインシュタインの相対性理論…
(レベルの違いはあるかもしれませんが)あなたがスタートボタンを押したその「精神」は、偉人たちのものと本質的には全く同じであることに誇りを持ってください。


自己肯定感を高めるコツ
さて、TaskJengaのDoneタブを開いてもらうと、この一週間で行ったタスクが表示されていると思います。

しみじみと、今週も頑張ったなと思うのと同時に、完了したタスクがどれだけ周りの人を幸せにしたか考えてみて下さい。

「TOEICの勉強」といった一見個人に閉じていると思われるタスクでも、例えば、英語ができることで収入が増え、親や、嫁さんを幸せにしたり、 海外の旅行先でコミュニケーションをとり相手を笑顔にできたり、いろいろと思いつくことがあると思います。

どんなタスクであれ、回り回り回りまわって誰かを幸せにしているはずです。

これをDiaryタブに追記していきましょう。
どんどん貯めていくことで、自己肯定感が高まりポジティブ思考につながっていきます。

なぜできなかったか?ではなく、なぜできたか?を考える
仮に、月曜日に1時間タスクをこなせたが、火曜日は全く何も手につかなかったとします。

そのとき、なぜ火曜日に何もできなかったか?と自分を責めるのではなく、月曜日になぜできたか?を考えてみましょう。

月曜日のタスクを実行する直前の気持ちを思い出してみてください。
Cardには、そのときのBody(体の状態=疲労、病気)や、Mind(やる気)の状態を記録できるようになっているので、それを参考に思い出してみるのもいいでしょう。

月曜日は何かいいことありましたか?上司に褒められたとか、会議で意見が採用されたとか、前日に十分休みが取れたとか。
常に月曜の状態にもっていくように自分をコントロールできれば、勝ち確定です。
気づきがあればDiaryに書いておきましょう。


目標に向かって正しくタスクをこなせているか?
十分にやる気があって、時間もしっかりとって作業をこなしているのに目標が達成できないことがあります。

間違った方向に努力をしてしまっている場合ですね。

結構あるんですよね。数学の成績を上げたいのに、国語の勉強ばっかりしてしまっていること。 社会人になると特に。
同じアウトプットを得るなら、もっと効率的な方法がなかったのか考えてみてください。

TaskJengaのタスクカードの『色』の有効な分け方にて、タスクカードの色を使って、視覚的にタスクが目標達成に寄与しているか わかるような方法を紹介していますので、参考にしてみてください。

Chartを使った振り返り

Chartタブも振り返りに有効に使えます。

タイピング数は、すべての人にとって有効な指標とは限りませんが、ブロガーさんや編集者、ソフトウェアエンジニアにとっては、「タイピング数≒アウトプットの量」なので、 どういうときにアウトプットがでているかを知る手がかりになると思います。

また、MindやBodyの点数もグラフ化されているので、どの時間帯に疲れやすいのか?やる気がでないのか?の分析に使えます。


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Text by Takashi Yoshida