結局何をしても批判されるなら好きなことしよう
イソップ童話から学ぶ自主性
Twitterで話題になっているイラストを見たことあるだろうか?
ろばを買っていた夫婦がそのろばを売りにいくため、市場にでかけた。その時にその夫婦をみた人から様々な批判を受ける。
この話のやっかいなところは、その批判のどれもが論理的に正しい、一理あるという点だ。
ビジネスの現場では、これと同じような話はよくある。
実は、この話には続きがあることは読者の皆さんはご存知だろうか?
Wikipedia:「ろばを売りにいく親子」によると、この夫婦はこれらの批判を受けて、1本の棒にろばの両足をくくりつけて吊り上げ、2人で担いで歩く。その不自然な姿勢を嫌がったろばが暴れ、川に落ちて死んでしまった。
振り回された結果、最終的に不利益を被ったのは老夫婦だが、ではどような行動をとるのが正解だったのだろうか?
私は、正解は複数あると考える。
すなわち、爺さんが体調が悪かったり足腰が悪かった場合は爺さんがろばに乗り、お婆さんが疲れていたらお婆さんがろばに乗るべきだ。つまり、状況によって正解が変わる。そして、周りの人たちは老夫婦の本当の状況を知らないで批判しているということだ。
得られる教訓は3つ。
- 自分の頭で考えて、信念をもって決断すること。
- 利害関係のない他人のいうことは聞くな!
- 何やっても批判されるなら好きなことしよう!
注意しないといけないのは、批判者が自覚無く、しかも善意から言ってくれている場合があるということ。
そのときであっても決断するのは自分である。心配してくれるのはありがたいんだけどね。
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Text by Takashi Yoshida