Engrowthについて
en-・読者との「縁」
・en (gineering) エンジニアリング
・en (ergy) 人がもつエネルギー
・~にする。という意味の接頭辞
growth・成長
をくっつけた造語で、
読者との縁を発展させる
エンジニアとして成長する
人が持っているエネルギーを加速させる
成長している状態にする
という意味を込めました。
私は29歳まで電気・光学系のエンジニアで、コードを書いたことがありませんでした。
希望してソフトエンジニアに転職したものの、構造体・配列など基本的なことさえ理解できていませんでした。
一番辛かったのが、自分より若い20代前半の後輩がガンガンコード書いて成果を出していくのを見るときでした。
そんな折、自分を採用してくれた上司に、相談したときの言葉がこのブログ誕生のきっかけになっています。
私:「思ったより何もできなくてつらいです。」
上司:「まあ、そのうち成果出してくれればいいよ。」
私:「ソフトのこと何も知らなくて嫌になります。」
上司:「??でも知らないことに出会うってことは成長してるってことだろ?」
上司:「吉田は新しいチャレンジをしてるんだからそこにもっと誇りもてよ。」
上司:「それに、ソフトウェアで知らないことなんて俺くらい経験積んでも全然あるぜ。」
その上司は社内でも有名なプログラマーで、他社から引き抜きを持ち掛けられることも多い人でした。そんな人ですら知らないことがあるのに、自分のような若造が知らないことが多すぎると嘆くのはひどい驕りだと気づきました。
特に衝撃だったのは、知らないことに出会うことが誇らしいと思っていること。
確かに、日本は豊かな国なので、知らないことなど何もない限られた社会で生きていくこともできます。
「知らない」ことに出会うということは、少なくとも自分が新しいことに挑戦しているということ。自分のキャリアの最前線にいることを証明しているということ。そして、それは誇らしいことなのだという考えはその後の自分の人生に大きな影響を与えました。
それ以来、現時点のレベルにかかわらず、日々成長を実感することこそが人生で最も重要なことの一つだと考えるようになりました。
知ったことをアウトプットする場としてEngrowth立ち上げました。Tech系を中心に、技術的なバックグラウンドを活かしたライフハックについて書いています。
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